朝霧が神秘的な湖

金鱗湖は湯布院を代表する観光スポットのひとつです。由布院温泉を訪れたときには、必ず寄っておきたい場所でもあります。金鱗湖は周囲が約400メートルで、大分川を源流としており、由布岳のふもとに位置しています。金鱗湖の湖底からは温泉と清水とが湧き出ているといわれています。そのため、湖水の温度は、一年を通してほとんど変化することがないといわれています。そのため、冬の寒い日には温度差のため、まるで湖面から霧が立ち込めてきているような光景を見ることができることで有名です。霧が見られるのは朝の早い時間で、まるでお盆の上に霧が乗っているようにも見えることからも、「霧盆」ともいわれています。金鱗湖の霧は、とても幻想的な景色で、まさに湯布院の風物詩ともいえます。この金鱗湖の朝霧を見たいならば、金鱗湖の周辺の旅館に泊まると便利でしょう。なお、この金鱗湖には、いくつかの種類の魚たちも住んでいます。テラピアと呼ばれる外来魚をはじめ、フナやコイといった魚たちがいます。金鱗湖という名前の由来は、明治の儒者である毛利空桑がこの地を訪れた際、この湖のフナのうろこが金色に輝くのを見たことからそのように名づけられたといわれています。